春日井三山

P9270007


久しぶりにひとりで山歩きに行ってきました。17時までに帰らなくてはいけなかったので、迷った結果いつもの春日井の山に行ってきました。今回は道樹山-大谷山-弥勒山を経由して歩きます。車は緑化植物園の前にある無料の駐車場に停めましたが、道樹山から登るので細野キャンプ場まで1kmほど車道を歩きます。


P9270006


今回のカメラはE-M1に「SMC Takumar 28mm f.3.5」「Nokton classic 40mm f1.4 MC」「 Super Multi Coated Takumar 135mm f3.5」の3本です。135mmのタクマーは前日にジャンクコーナーで拾ってきた2000円のレンズですが、いったいどんな描写になるのでしょうか。

ちなみに行く前までは「今回はMF単焦点レンズでモノクロで行こう」と決めていたのですが、綺麗な花をみつけ最初からカラーで撮ってしまいました。まぁ僕のこだわりなんてこんなものですが、その後も「やっぱりモノクロ…やっぱりカラー…」と、ブレブレなので今回はモノクロとカラーが混在してしまいました。Raw+jpg撮りをしたので、現像でカラーにもモノクロにも直せるんですけど、迷った結果をそのまま使おうということで、迷いっぷりもさらけ出し全て撮って出しのjpgを使っています。レンズはノクトン40mmでスタート。


P9270010


池のほとりを歩きます。


P9270013


道端に綺麗な花が咲いていました。子供のころに「道草を食わずに帰りなさい」なんて言われましたが、この歳になると「こういう時間って大切だよな」なんて感じたりします。


P9270017


田畑が綺麗だなということで、SMCタクマー135mmで。なかなか良く写ります。


P9270022


f3.5と暗いレンズですが十分使えそうです。


P9270028


ノクトン40mmに戻してパチリ。


P9270029


立派なお花畑。誰かが管理しているのかな。


P9270033


写真を撮りながらのんびり歩いていると細野キャンプ場に到着。登山口はトイレ脇と川沿いの2箇所ありますが、どちらから行っても途中で合流します。僕はトイレ脇の登山口から登りました。山歩きスタートです。


P9270034


モノクロ写真の登山道って伝わりづらい…しかも絵的にも変化がない…山歩きには向かないかも。


P9270036


やっぱりカラーの方が伝わりやすい。


P9270039


道樹山は日当りが悪く風も抜けないので、数日前の雨が残っていました。このルートは、ところどころ岩肌があり苔もはえているので結構滑ります。雨の後は要注意。


P9270040


川沿いコースとの合流点。登山口からそれほど進んでいませんが、勾配がきついし風が抜けないので、すでに汗だく状態。


P9270041


岩場以外は整備されており歩きやすい。


P9270044


秋口ですが陽に当たるとまだまだ暑い。


P9270045


登りが続きます。


P9270047


1時間ほど登ると少し開けた広場にでました。山頂まであと少しです。
モノクロだったりカラーだったり、全然まとまりが無い。


P9270052


そして道樹山に到着。急登で一気に429mを登りました。何年か前にきた時は35度越えの真夏日だったので、その時に比べたら随分と楽でした。といっても普段子供を背負っているので、もう少し軽くこなせるかと思いましたが、予想以上に汗をかき息も上がりました。そんなに甘くは無い様です。


P9270049


弥勒山までは45分。ここからは大谷山を経由して弥勒山に向かいます。しばらく歩いていると後ろから来たおじさんに声を掛けられ、雑談しながら大谷山までご一緒しました。この方は週2のペースで登られているらしく、近辺の山情報などを色々と教えていただきました。「これからの時期は鳩吹山良いよ」という事を聞いたので、また今度行ってみようと思います。


P9270055


そうこうしているうちに、あっという間に大谷山に到着。ここでもお茶休憩がてら雑談の続きを…と思ったら、おじさんの知り合いの方がみえたので、僕はここで失礼しますとお別れしました。たまに一人で歩くと同じく一人で歩いている人と会話したりして、それが案外良い思い出になったりします。僕は基本的に人見知りなんですが、「挨拶を交わしたり」「休憩の時だけ会話したり」など、山ならではの短時間だけ交わる交流って案外好きかもしれません。そうそう、ノクトンの40mmだとE-M1では画角が狭いので、ここからSMCタクマー28mmに変えました。


P9270060


大谷山を後にして、弥勒山へ向かいます。展望はありませんが、のんびり稜線歩きです。


P9270065


最後のひと踏ん張りで階段を上ると。


P9270071


弥勒山に到着。山日和ということもあって大勢の方が山頂にいました。この時期になると低山でも山頂は涼しく最高でした。


P9270067


残念ながら景色は霞んでいて微妙。


P9270091


SMCタクマー135mmで三角点をパチリ。さすが35mm換算270mm、圧縮効果が出ています。


P9270095


このレンズ良いですね。使いやすいし写りもなかなかです。


P9270085


2000円でこれだけ写れば文句無しです。

この様に写真を撮りながらお昼休憩で11時半から1時間ほど山頂で過ごしていました。まさか僕がこの山頂にいる同時刻に御嶽山が噴火しているとは思いもよらず、下山後にビックリしました。現在も被害は拡大している様で大変悲しく思います。どうかひとりでも多くの方が助かる様に願っています。


P9270103


お昼休憩をすませ続きを歩きます。今までは弥勒山へ登頂したらピストンで戻っていたのですが、今回はその先へ行き周回して戻ります。レンズはこの辺りでノクトン40mmに戻しました。


P9270108


数分歩くと看板が出てきました。このルートで下山します。


P9270113


こちらも整備されていて大変歩きやすい道でした。


P9270120


30分ほど下ると砂利道に出ました。地図ではこの砂利道を横断し再び山道へ入れるはずでしたが、ルートが見つからず諦めて砂利道で帰ることに…。


P9270125


砂利道を下ると見晴し台に着きました。山頂のにぎわいが嘘の様に誰もいません。山頂を後にしてからここまで誰にも合っていないので、山の西側は人気がないのかもしれません。


P9270136


確かこの辺りは数年前に崩落して道が無くなっていたはずですが、綺麗に元通りになっていました。人間の力はすごい。


P9270149


そしてゴールの道路が見えてきました。どんなコースでも怪我無く下りるとほっと一息。今回もいい山歩きができました。

写真メインで撮り歩いていたので、短いコースながらもたくさん写真を撮りましたが、モノクロだったりカラーだったりと、自分でやっておきながらまとまりの無さは酷いです。汗

まぁ登山で使うレンズの画角も含めて色々と勉強にもなったので、これはこれで意味はあったのかなと思う様にします。次は機会があれば鳩吹山でも行こうかな。まぁ予定は未定ですが。



関連記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

小さな写真家

ビートルを引き取りに鈴鹿まで

ひさびさの登場

Super Multi Coated Takumar 135mm f3.5

週末の計画

蓼科キャンプ&ハイク 2日目(霧ヶ峰ハイク)

最新記事

カテゴリー

アーカイブ

ハッシュタグ